2015.6.19 06. FAVORITE
こんにちは! 白金店 小川です。
低気圧のじめじめ梅雨空が続いていますが、皆さま体調崩されていませんか?
今日は、私があらためて、
嗚呼 パインって いいなあ~♡ ぽわーん (*´-`*)
とため息したチェストをご紹介します!
メンテナンスのためお客様よりお預かりしている 25年ほど前のペニーワイズシリーズのチェスト。
写真では、この質感までお伝えできないのが非常に悔しい!! のですが
新品にはない、なんともしっとりとした木肌になっているんです。
良い材料は、経年で よりその違いが出てくるものですね・・・!
(みなさま、やっすいパイン家具を街で見かけたら、
ぜひぜひ当店の材質と比べてみてくださいね!ホントに全然違うんですヨ。)
隣にある新品のベッドと比べると、いい具合に飴色に
アンティークオールドパインの雰囲気に近くなっています。
私はペニーワイズに勤める以前、小さな家具工房に勤めていて、
オークやチェリーなど、広葉樹を主に扱って家具を制作していました。
なので、パインという材種については知識が少なく、
正直その魅力も知りませんでした。
が! パインにしかない味を感じるにつれて、
そして、このチェストのように
実際にお客様のもとで使い込まれた木肌をみると、セツに思うのです!
ああ、パインっていいなあ。。。
日本のトレンドとして根付いた「パイン=カントリー」というイメージだけをお持ちの方にも、その魅力をお伝えしたいと心から思うのです!
アンティークのオールドパイン家具も、ペイントしたりまたそれを剥離したり、部品を交換してあったりとさまざまな歴史を経て、日本へ渡ってきたものが沢山あります。 これがマホガニーやオークだったらそうはいかないでしょう。
針葉樹なので、径は細いし嫌われがちな節は多いしヤニは出るし、
柔らかくて傷もつきやすい。
でも、それさえ呑み込んでしまう懐の深さや大らかさ、それゆえの魅力。
「無垢の家具」というと、値段が高いとかお手入れが難しいとか
ハードルの高さが先立ってしまう方も多いと思いますが、
パイン家具は、もっと自由に捉えて頂きたいなぁと つくづく思っています。